11月~1月までの3か月間、多読を実践してみようと思い、洋書を読みまくりました。これまでGraded readerなどの語彙制限本しか読んだことなかった僕の、ペーパーバックへの初挑戦でもありました。
これまでに読んできた本
これまではPenguin Readers(現在はPearson Readers)をよく読んでいました。大好きな映画であるSE7ENやThe Godfatherなどがあったからです。6~7年前から少しずつ買い集め、いつの間にか20冊以上になっていました。
ここに写ってない本やKindleも合わせると、50冊は超えていると思います。これ以降は主にKindleで洋書を読むようになりましたが、最終的には分厚くて大きいペーパーバックをベッドで寝転がりながら読むことに憧れています。
これらの語彙制限本を経て、ようやく一般児童書に手を出しました。このときまでに読んだ語数はカウントしていませんが、おそらく20万語程度ではないかと思います。
直近3ヶ月で読んだ本
上のリストにある通り、初めてのペーパーバックはルイス・サッカーの「There’s a Boy in the Girls’ Bathroom」でした。初めて読み終えて普通に面白かったことから、すぐに5年ほど前に購入してからずっと本棚でホコリを被っていた「Holes」に取り掛かりました。
そこからはリストのとおりに読み進めてきました。「Stargirl」だけは読み進めるのが難しく感じたので途中で止めました。どうやら僕にはルイス・サッカーの本が一番相性がいいようです。
この3ヶ月での総語数は415,708でした。
3ヶ月で変化したリーディング力
正直、わからないです。以前と比べてHolesなどの本を手に取った時に感じた「こんなの読めるはずない」という気持ちは消えたと思います。自信はついた、しかし明確な変化は今のところありません。
読むスピードの上昇だったり、長いセンテンスでもそれなりに読めるようになってきた、と感じるときはあります。でも本当に物語に入り込んでいたら、そういうことも考えていません。HolesやSmall Stepsではその境地に入れた瞬間が確かにありました。
僕自信も目標としてるStephen Kingを(楽しんで)読むために、最低でも3年程度はかかるとみています。言語の習得はたかが3ヶ月では何も変わらないに等しいのかもしれません。しかし着実に前に進んでいると感じています。
読みやすさレベルは当てにならない
多読で感じたことは、AtosやYLなどの読みやすさレベルはかなり主観的で、あまり当てにしてはならないということでした。しかし考えてみたら当たり前のことです。
最初に読んだHolesより、二度目のHolesのほうが読みやすかったから「Holesは読みやすいんだ!」と僕が言ったとしたら、「そりゃそうだろ」って言いたくなりますよね。
1/25日に読んだSmall Stepsが読みやすく、感動すらしたのは、この3ヶ月で多くの本を読んでいたからです。僕が読書好きだということも関係するかもしれません。
つまり読みやすさレベルなんて、個々の状態に大きく左右されるもので、どんな英語の達人がレビューしていようと、それが自分に当てはまるわけではないということです。
とはいえ、今読んでいる本のレベルがあまりにも近すぎて、高低差がつけられないのではないかとも思います。ここから一段上のハリーポッターまでいくと、YLの差を実感するようになるのかもしれません。
次の3ヶ月に読みたい本
- A Bear Called Paddington
- Fuzzy Mud(大好きなLouis Sachar)
- Cirque Du Freak
- Stargirl (今度こそ!)
- Matilda
- Walk Tow Moons
- Harry Potter and the Sorcerer’s Stone (まだ早いかも?でも読みたい!)
ハリー・ポッターは正直早いと思っていますが、読みたい!という情熱がいちばん大切だと思っているので、気分が乗っていたら読むかもしれません!
ペーパーバックは児童書とはいえ、語彙制限本と比べると普通におもしろいです。有名な作家が書いた文体がそのまま楽しめることは、大きな自信にも繋がりました。また語彙制限本で感じていた勉強のための読書とは違うリアルな読書体験が出来たとも感じました。
次の3ヶ月もきっと楽しい体験になるはず!
その時には100万語いってるかな?!